整理整頓で人生が豊かになる理由。整理整頓のメリットとデメリットを紹介します。
整理整頓することで時間をうまく使えるようになり、生活の質の向上、精神的に豊かになり、ストレスが減るなどいろいろメリットがあります。
この記事では整理整頓で得られるメリット、デメリットをご紹介します。
- 仕事、勉強の生産性を上げたい
- 時間を有意義に使いたい
- 生活の質を上げたい
- 無駄遣いをやめたい
- 日常生活でストレスがある
- 優柔不断を治したい
整理整頓とは?
整理整頓とは「使う物」と「使わない物」で分別して、「使う物」だけを使いやすいように整えることを言います。
まずは「整理」と「整頓」を分けてください。
整理
整理とは使う物、使わない物に分別するこです。
ここで注意して欲しいのは「必要」かどうかで判断しないことです。
なぜなら「必要」で判断している状態は心理的にブレーキがかかっている状態です。
人間には執着心があり、これを取り除くのは非常に困難です。
なので、「使う」「使わない」で判断してください。
使わない物は処分しましょう。
また物質的なものだけでなく、空間、思考、人間関係、金銭、デジタルなどにも活用できます。
整理は判断力、決断力が必要でエネルギーを使います。
適切に整理できないと次の整頓がうまくできないのでこまめに休憩を挟みながら行ってください。
整頓
整頓とは整理で分別した使う物を使いやすいようにまとめることです。
整理の段階で適切に分別できないと不要な物までまとめることになるので、それでは整頓されているとはいえません。
ただ綺麗に並べただけで、また物が増えて元の散らかっている状態に戻ってしまいます。
使いやすいようにカテゴライズされ、使う分だけある状態を整頓されている状態といえます。
整理整頓がもたらす影響(メリット)
整理整頓することで「時間的」、「経済的」、「精神的」なメリットがあります。
精神的落ち着く
散らかった部屋で生活していると、精神的に落ち込んだり、イライラしたりします。
物事に優先順位をつけられなかったり、何から手をつけていいのかわからなくなり、無駄に消耗して、精神的にも体力的にも疲れます。
視覚情報が多いとそれだけ精神に影響します。
そもそも家は一番リラックスできる場所のはずです。
まずは整理整頓し、自分の理想の部屋を作ってみましょう。
集中力アップ
特にデスク周りは気をつけましょう。
今皆さんのデスク周りにはどのくらいの物がありますか?
勉強が捗らない、気がついたらスマホ2時間見てたなどありませんか?
視覚的に物が多いと集中力がなくなります。
例えば周りに漫画、スマホ、関係ない物、書類、雑誌などあるとそちらに意識が移ってしまいます。
特にスマホは要注意なので、別の部屋か遠くに置いておきましょう。
極力デスク周りは物を排除し、視覚情報を集中したいタスクだけ置くようにしてください。
時間を効率的に使える
部屋が散らかっていると、物をよく無くします。
急いでるときに鍵がない、スマホがないと探した経験はありませんか?
物が増えるほど物の場所がわからなくなり、探す時間が増えます。
物探す時間は年間150時間もあるそうです。
150時間も無駄にしているのです。
限りある時間を有意義に使うためにも整理整頓しましょう。
物を減らし、物の定位置を決めることで探す時間がなくなります。
決断力、判断力が身に付く
整理整頓を習慣化させると物を選別していく作業に慣れていきます。
これは必要か必要じゃないか。
これは捨てるか捨てないか。
この作業を繰り返していくと仕事でも役に立ちます。
仕事でも取捨選択できるようになり、効率性、生産性が上がるようになります。
無駄遣いしなくなる
同じような物を買ってしまったり、余分に買ってしまったりそんなことありませんか?
値段が安ければまだいいですが、高いものを買ってしまったらもう最悪です。
整理整頓がうまくなると管理もうまくなります。
どのくらいの数量があればいいかわかるようになるので結果的に無駄遣いが減ります。
また、買い物をするとき、本当に必要な物かどうか考えるようになり、本質を見極められるようになるので節約、倹約にもなります。
掃除が楽になる
物が少ないと掃除しやすいです。
また、散らかった部屋はダニ、虫が発生し、ホコリやハウスダストでアレルギーになったりと健康面でも悪い影響が出ます。
それで病院に行くとなれば経済的にもダメージを受けます。
部屋がきれいだと精神的にも身体的にも心地よくなります。
常にきれいな状態をキープできるように物を増やさないルールを知る必要があります。
整理整頓がもたらす影響(デメリット)
完璧を求めてしまう
なんでも完璧に整頓しようと考えてしまうと逆にストレスになり失敗します。
手を抜くところは抜きましょう。
例えば毎日使う食器、洗濯した下着などです。
食器類は毎日使うのできっちり収納せず、70点取れてればいいやくらいの気持ちでの収納をおすすめします。
洗濯した下着などもまた数日以内には着るので同じく70点の収納を目指しましょう。
正直、畳まなくてもいいと思います。
私の場合はタオルも畳んでませんが、個人差が出ると思います。
このように完璧主義を捨てて、ご自身でいろいろ試してみてください。
大事なものまで捨ててしまう
断捨離依存症という言葉があります。
なんでも捨てようと考えてしまうそうです。
断捨離は気持ちいいのですが、大事なものまで捨ててしうと後悔してしまいます。
そんな時は自分基準を持つことと時間を置くを意識してください。
自分基準とは1年使わなかったら捨てるなどルールを作ってみてください。
時間を置くは、特に大切なものを処分しようとするときに効果的です。
2週間くらい時間を置いてからもう一度判断してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は整理整頓が与える影響についてまとめてみました。
個人的には特にデスク周りの整理が重要だと思います。
仕事や勉強が捗るようになるのはとても大きいと感じています。
ちなみに私のデスク周りはパソコン、マグカップ、ペン、スタンドライトしか視覚情報がありません。
視覚情報を意識した整頓を心がけてみてください。
整理整頓ができるように慣れば確実に生活の質は上がります。
みなさんの良い手助けができるように今後も情報発信していきますので、またてみてもらえると嬉しいです。